おはようございます。
今回は過去に2回ほど受験して、
どちらも30点以下だった私が、
ココを変えるだけで10点以上
得点がアップした方法をお伝えします。
あくまで独学での方法ですが、
参考になれば幸いです。
どこからスタートするか?
「権利関係」は後回し
これは意外と盲点と思われる方も
多いのではないでしょうか?
それもそのはず。
ほとんどの参考書が「権利関係」から学習が
スタートするからです。
しかし、
この「権利関係スタート」からの学習法が
合格を遠ざける要因です。
宅建試験は総問題数50問のうち、
分野ごとの出題数が決まっています。(各1点)
科目 | 出題数 | 難易度 | |||
権利関係 | 14問 | 高 | |||
宅建業法 | 20問 | 低 | |||
法令上の制限 | 8問 | 中 | |||
税金・その他 | 3問 | 中 | |||
免除科目 | 5問 | 中 |
上の表を見て「あれ?」って思いませんか?
出題数をみると宅建業法の次に
権利関係が多ことが分かります。
「出題数が多いのに後回しで大丈夫?」
って思いますよね?
大丈夫です!
独学で勉強するには権利関係は後回しが重要です。
「権利関係」を後回しにする理由①
いちばんの理由は「学習リズム」を維持するためです。
権利関係っていわば
「法律」の勉強です。
これまで法律関係の勉強をしていない人が
いきなり権利関係の勉強をはじめると、
まず混乱します。
これまで聞いたことも・書いたこともない
法律用語や考え方など、スタートから
つまづいてしまいます。
最悪の場合、やる気をなくして
「私にはムリだ。受けるの諦めよう」
「参考書はメルカリへ出品だ」
ってことになるでしょう。
私の場合も
スタートでつまづき、
勉強スケジュールが大きくズレて
苦労した経験があります。
(結果その年は不合格)
なので、
10月の試験当日まで
学習リズムを安定して保つためにも
「権利関係」は後回しで勉強を開始
するのが合格への一番の近道です。
「権利関係」を後回しにする理由②
ふたつ目は
「他の科目に比べて正答率が低い」
からです。
さきほども述べたように、
権利関係は法律の問題です。
ただでさえ、
理解するのが難しいうえに、
出題者側がいくらでも問題を作れる
分野です。(おそらく出題者側も満点を
とらせるつもりがない)
法律ってケースバイケースみたいな
ところがありますからね。
毎年、
各スクールから問題ごとの
正答率が掲載されます。
「権利関係」の問題は
合格者でも14問のうちの正答率が
20%~80%と大きくブレがあります。
さらに、
毎年必ず過去問でもみたことがない
問題が4~5問出題されたりします。
つまり、
どんなに勉強しても
「14問満点を狙うのはほぼ不可能」
だということです。
むしろ、
難問ばかりの年は、
5割しかとれないこともあります。
それに引き換え、
「宅建業法」「法令上の制限」などは
暗記分野ですので、満点をとることが可能です。
これは、
「権利関係」という科目の性質や
出題者側の意図もあると思いますが、
いちばん大きな原因は
「論理的思考」が必要だからでしょう。
文章を読んで、根拠を明らかにした上で
正解を導く、、、、
私を含め、
多くの日本人が苦手とするところですよね。
暗記勉強が通用しない分野ですから。
効率的な学習順位
このように「権利関係スタート」の
デメリットを考えると、
独学で勉強する学習順位としては
「宅建業法」
👇
「法令上の制限」
👇
「権利関係」、etc
がベストだと思います。
「宅建業法」や「法令上の制限」は
暗記科目です。
満点をとることができる科目なので、
学習の優先順位を高くしましょう。
特に
不動産業界で働いている人は、
実務をしながら勉強したことを
確認できるので、スタートダッシュが
効いてきます。
これまで不動産業で働いたことが
ない人も、これからアパートを借りたり、
家を購入したり、不動産投資をする際にも
役立つ知識が盛りだくさんなので、ハマると
どんどん学習が進むと思います。
事実、
私も今年はこの順番で勉強して
43点をとることができました。
民法改正後の今年の試験において、
「権利関係」を後回しで
スタートするのはビビりましたが、
実際にとりくんでみると
学習ペースも上がって、
試験日までモチベーションを維持
することができました。
まとめ
- 学習のスタートは「宅建業法」
- 権利関係以外で得点の底上げをする
今回は、
独学で宅建試験合格を目指す際に、
初めに意識したいことをお伝えしました。
今後も点数がアップした
勉強法についてまとめる予定ですので、
一発合格めざして頑張りましょう!!
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